子どもの会食恐怖症や給食への不安はどうすればいい?(個別カウンセリング)

※メディア掲載情報 NHKEテレ「ハートネットTV」 でこのページで紹介されているカウンセリングが紹介されました!
理事長・山口
こんにちは、協会代表の山口健太です。
ページをご覧いただきありがとうございます。
このページを読んでいるということは、「子どもの会食恐怖症や給食への恐怖をどうにかしてあげたい!」という状態だと思います。

実は、あなたのように「親の自分がなんとかできるなら、できる限りサポートしてあげたい!」という思いを抱え、実際に行動まで起こせる方は、そんなに多いわけではないので私もすごく嬉しく思います。お子さんに代わってお礼をさせてください、ありがとうございます。

このページは、「どうすれば、子どもの会食恐怖症が良くなるのか?」のヒントを書いています。

最後には、サポートについてのご案内もさせていただきますので、興味のある方は最後までご覧ください。

子どもの症状は、親次第で変わる?

私はこれまでたくさんの会食恐怖症の方の相談にのってきました。

相談に来てくれる人の中には「自分ではなく子どもが会食恐怖症なのですが・・・」というように、親御さんからの相談もよくありましたし、最近になってとても増えていきています。


また、当事者の方をサポートしていてよく思うのが、その大元の原因として、「子どもの頃に大人(親、学校の先生など)からどのような教育を受けてきたか」というのが大きく影響しているのは、揺るぎない事実であるという事です。


そんな経験から私が思うのは、「親次第で子どもの会食恐怖症は改善される」という事です。というよりも、「親こそが一番重要」と言っても過言ではないと本気で思っています。

それくらい、「親との関係」は、今後の改善や、今の症状が出る出ないを左右します。


そしてできるのであれば、子どもの最大の味方である親が、よりエネルギーに溢れ、より良い関わりができるようになり、自信も出てくる。

そして、これを機に子どもと一緒に、親も成長することで、どんどん幸せな親子が増えていって欲しい
と思っています。


なぜなら・・・

私の18歳までの夢は「実家を出ること」でした。

会食恐怖症というのは、自律神経の状態が大きく症状の出る出ないに関わっていきます。

つまり簡単に言えば「子どもが普段からリラックスしている状態」であれば、症状は出にくくなっていきますが、「子どもが普段からイライラしていたり、ビクビクしているような状態」では、症状は出やすくなっていくのです。


じゃあ、その”普段の状態”というのは何に左右されるか?

これに大きく左右される一つが、「家庭内環境」です。


私は18歳(高校3年生)の時まで、ずっと抱えていた夢がありました。

それは「早くこの家(実家)を出る事」でした。

今は「そのおかげで色々な事を学び、経験できた」と思っているのでものすごく感謝していますが、既に亡くなっている父がヒステリー持ちだったので、いつも家にいるときには「何か怒鳴られるんじゃないか!」という不安にビクビクしていたのです。

(※父のイメージ)

当時は、家では常に怯えていたし、リラックスなどできるわけではなく、健康状態も悪かったです。


そして・・・

ショックなのは「気の持ちよう」と言われること

当事者の方の相談を受けていると、

「親に相談したら、食べられないのは”気の持ちよう”でしょ?と、言われてショックだった。」

そのような話をよく聞きます。


最初は子どもの気持ちを理解できずに、

「甘えている」、「気の持ちよう」

など、否定したくなることもあるかもしれません。


一方で、”逆パターン”もあります。


「精神的な問題であれば、無理をさせずに、そっとしておこう…」

そう思ったのは良いものの、

・じゃあ、親として何ができるのか?

ということに対しては、具体的には分からず、子どもの力になってあげられない自分に、自信を失うこともあります。


そして子どもも、

「自分は親に迷惑をかけている…」

と思い、自己否定をするようになり、状態が上がっていかない…。


そんな、”すれ違い”のようなことが、よく起きてしまいます。

対応のよくある間違い

ここで、対応のよくある間違いとして、

「時間が解決してくれるだろう」

というものがあります。


たしかに、子どもの状態が上がっていくには、時間は必要です。


しかし、ただ、時間が過ぎるのを待っていれば良いわけではなく、ほとんどの場合で「対応を変えること」が必要です。


では、

「給食での出来事がトラウマになって、学校に行けなくなってしまった」

という場合は、どうでしょうか?


一般的には(一般的な不登校対応では)「無理に登校を促してはいけない」と、されています。

中には「学校(園)の話題すらも、出さないようにしよう」と、極端になってしまうケースもあります。


しかし、

トラウマケアの観点では、話さないようにするほど、昇華できず、その傷は深くなります。

また、学校(園)についての情報が全くないのはとても不安です。



だからもし、

「担任の先生などにも理解があり、行けば安心して給食を過ごせる環境がある」

という場合は、その情報はお子さんに伝えた方が良いのです。


そうやって、伝えること、動くことは、お子さんにとっても、

「自分のために動いてくれた!」

「自分のことを理解しようとしてくれている!」

と、嬉しいことですし、エネルギーの回復にもつながります。

どうしたら良いか分からない方へ

これはあくまで一例ですが、時間をかけて対応を変えることで、子どものエネルギーが溜まっていき、苦手な場面(たとえば給食)にも、チャレンジができるようになっていきます。

これはあくまで一例ですが、そのようにお子さんへの対応に悩んでいる方には、個別カウンセリングサポートも提供しています。

(※こちらのカウンセリングは、NHK・Eテレ「ハートネットTV」でも紹介されました!)


詳細をこちらから確認することができますので、もしご興味がありましたら、お読みください。

最後に・・・

この文章を書いているちょうど昨夜、こんな事がありました。

昨日はとある女性の方と通話でカウンセリングをしていたのですが、その方は当初に比べてかなり状態がアップしていました。


「ベンゾジアゼピン系抗不安薬」という、副作用や依存性が高い薬も断つ事ができ、会食も避けなくなりものすごくいい感じ。

毎日の仕事も楽しくなったり、今までは朝にかなり鬱っぽかったそうですが、今ではそんなこともなく前向きに過ごせてるとのこと。


それで私はすごく嬉しい気持ちになったのですが、そのカウンセリングの最後に、その方の旦那さんから『本当に妻は変わりました!本当にありがとうございました!』とお礼を言われたんですね。

それがすごく嬉しくて嬉しくて、こういった家族がたくさん増えたらそれはどんなに素晴らしいのだろうかと思ったのです。


あなたももしかしたら、これまで自分なりにいろいろ工夫してきたけど、なかなかうまくいかずに悩んでいるのかもしれません。そして、そんな経験をお持ちであればあるほど、今回のグループに参加していただくことで「子育て」のイメージがガラリと変わるんじゃないかと思っています。

もちろん大変な事はあるでしょうが、子育てをしていて毎日、子どもとの一体感を感じたり、成長できる喜びや感謝の気持ちに溢れる・・・。もし、そんな日常になったらそれはすごく素晴らしいことだと思いませんか?


今回はそんな毎日を築けるよう、全力でサポートさせていただきますね。

→カウンセリングサポートはこちら

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。